三田ハウス歯科クリニック Copyright 2002 Mita-House Dental Clinic


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ジャーナリズムに見る歯科医療
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歯周病・虫歯・入れ歯のすごい新療法発見(20100701) 
歯が驚くほど若返る夢の最先端療法『わかさ』 (2005,11) 歯の悩みスッキリ解消大作戦:『わかさ』 (2005,07)
3Mix-MP法 (2005,03)  フロス 歯間ブラシ 歯磨き剤 (2004,11)
顔の ゆがみの治し方(2003,10) ドライマウス外来(良医におたずねします) (2004,11)
良い医者の条件(2003,09) ドライマウスの外的原因解消法(2003,10)
子供の虫歯を激減させた新しい「試み」 (2003,04)
口元美人大作戦(2003,07)

歯科医療トラブル多発時代の患者術(2002,11,12)

悪徳歯医者に負けない虫歯の予防知識(200305)
顎関節症と割ばしごろ寝(2002,07) 最新歯科医療が分かる特選歯科辞典 (2003,01)
フッ素による歯の再石灰化(2002,03) 抗カビ剤による歯周病治療-2(2002,05,)
抗カビ剤による歯周病治療(2002,02) 歯周病の新療法 (2001,05)
乳酸菌歯みがきが歯周病に著効 (2001,05) 遺伝子診断ビジネスのでたらめ(2001,03)
再発性口内炎の鍼灸療法(2001,03) 歯周病:歯周組織再生誘導法(2001,03)
三大奇病;顎関節症(2001,03) フッ素と虫歯(2001,02)
家庭で出来る口腔ケア(2001,02,11) 歯周病と糖尿病(2001,02)
歯周病と遺伝情報(2000,11) 心療歯科-1(2000,10)心療歯科-2 (2003,04)
歯を守る最前線(2000,10) 予防歯科-1(2000,09)
顎関節症(2000,09)  


歯周病・虫歯・入れ歯のすごい新療法発見     『わかさ』 2010年7月号

別冊付録も含めて臨床的に考えられるいろいろの病気や症状の治療法が全冊に書かれている。
歯や口の異常について何か悩みがあればタイトルから探してみると良い。専門的な療法から民間療法まで新しいことや古いことが色々紹介されているので、何か参考になることもあるだろう。手近で試せることがあれば、「民間療法だから治らなくても元々」と割り切って試してみればよい。ただ、治らないときにはご近所の歯医者とか、別の歯医者に行って診断・治療をして貰うことをおすすめする

本HPの著者としてこれは良いかもと思った歯周病治療法を一つあげるとすれば、64ページ記載のビタミンC歯磨き方が面白い。日本歯科大の佐藤聡教授の紹介だが、普段の歯磨き後に耳かき一杯のビタミンCで歯を磨くと歯周病が明らかに改善されるとのこと、慢性の腫れや出血に悩まされている方には手軽で効果的な治療法だと思う。
歯が驚くほど若返る夢の最先端療法       『わかさ』 2005年11月号

 
上記タイトルで健康雑誌『わかさ』が100頁にも及ぶ歯の治療、健康法などに付き特集を組んでいる。
 内容的には以下のようなことが紹介されている。

@歯周病は本文で詳しく紹介してある<つまようじ法>で歯を磨けば歯間部の歯垢が取れ、一ヶ月で軽快する。

A
7月号で紹介した3Mix-MR法の効果は絶大。
B
虫歯予防には唾液が沢山でた方が良いので「干しコンブなめ」、PMTC(専門家による歯面磨き)後に専用トレーを用いた3DS(歯科の薬剤送達システム)が良い。
Cイオン歯ブラシは清掃効果が大きく虫歯も歯周病も防ぐ。
D柔らかくて弾力性のある生体シリコンを使った次世代型入れ歯(Kデンチャーだと装着感抜群の入れ歯が出来る。
E歯周病、ドライマウスには7月号で紹介した「ササの歯磨きが効果的。
F歯の黄ばみには歯のクリーニングや診療所や自宅でもできるホワイトニングが良い。

 
歯の悩みスッキリ解消!大作戦
                『わかさ』 2005年7月号130−138,142−177ページ

 3Mix-Mp法、ササの歯磨き、ぬれマスク歯列矯正法」、歯の美白などがわかりやすく解説されている。これらの治療法はそれぞれ開発された先生方が工夫され、実際に臨床用いて効果を上げているものであり、上手く適用すれば良い結果を得られる治療法であるが、適用を誤れば、場合によっては何の効果もないという難しさのあることを頭に入れて読まれることをお勧めしたい。タイトルを見れば治療法について大体の見当がつくと思うので紹介させて頂く。

3Mix-Mp法:
タクシゲ歯科医院院長:宅重豊彦先生
  
「削らない、痛くない!再発もない!重症でも1階で見事に治る虫歯の革命的な新治療法:歯を極力削らずに痛みもなく虫歯を一回で治す画期的な新療法が登場し、今注目の的・・・従来の治療法の欠点がすべて補える」
  「虫歯の新療法は三種の抗菌剤を虫歯につけるだけで、治療は二十分で終わり再発もなし・・・すべての虫歯菌を長期間にわたり殺菌・・・危険な麻酔注射がいらない」
  「虫歯の新療法は従来なら抜歯が必要な重症の虫歯にも有効で、象牙質の再生まで促す」
  「ズキズキと痛む虫歯が新療法を一回受けたら完治し、神経も取らずにすんだ」
  「歯科の国際学会でも絶賛される虫歯の新療法が受けられる全国の歯科医リスト・・・42歯科医院」

ササの歯磨き:
サッポロファクトリーデンタククリニック:館山千都世先生
  「難治の歯周病が大半は2週間で治り口臭も消えて驚いた!すごい特効歯磨剤」
  「急増する歯周病は免疫力が衰え口内の悪玉菌が増えると起こり、偏食や喫煙をまず控えよ・・・低年齢化が進む歯周病・・・昼夜逆転の生活やストレスも大敵・・・心臓病やガンまで招く」
  「 歯周病菌など口内の悪玉菌を一掃し歯周病を強力に退けると学会も注目のササの歯磨き・・・病原菌を強力に抑制するササの葉・・・普通の歯磨きでは悪玉菌はのぞけない・・・善玉菌は抑制しない」
  「ササの歯磨きの効力は絶大で、大学の試験では歯周病が半月で治り口臭も消える人が続出・・・歯ぐきのはれや痛み、口臭が短時間で消える・・・急増中のドライマウスにも有効」
  「総入れ歯も覚悟した重い歯周病がササのは磨きを使ったら一ヶ月で治り、抜歯も回避・・・歯の根っこまで腐っていた・・・歯ぐきのはれが引き口の中もスッキリ・・・一ヶ月で歯周病が治り口臭も消えた」
  「ササの歯磨きを一ヶ月使ったら、口臭も歯ぐきのはれも出血も消え、歯周病がほぼ完治・・・歯ぐきのうずくような痛みが続き悩んだ・・・歯ぐきがきれいなピンク色に一変・・・口臭が消え、人と会うのが楽しくなった」

ぬれマスク歯列矯正法:臼田歯科医院院長:臼田篤伸先生
  「治療lに数十万円かかる歯列矯正が何と百円のマスクで出来歯並び美人になると大評判」
  「歯並びをよくする矯正治療は、歯を無理に動かすため、歯周病や顎関節症を招く恐れ大・・・歯列矯正は保険が利かず、治療期間も長い・・・歯列矯正のストレスで口の免疫力が衰える・・・再発も招く」
  「歯並びが悪い根本原因は口呼吸による唇の筋肉の衰えで、治す秘訣はぬれマスクの着用・・・口を開けていると歯が前に出てくる・・・女性は歯並びが悪くなる傾向にある・・・歯並びが悪くなるのを防ぐ生活の注意点」
  「ぬれマスクは市販のマスクをぬらしたもので睡眠中に着ければ大半は歯並び美人・・・ぬれマスクを着けると鼻呼吸が習慣になる・・・マスクの上部三分の一を外側に折り返す・・・子供なら半年、大人でも一年で効果が現れる」
  「矯正治療も考えたデコボコの歯並びが、睡眠中のぬれマスクの着用ですっかり解消・・永久歯がデコボコに並んで生えてきた・・・歯列矯正を受けずにすみ、ほっとした・・・簡単な装置とぬれマスクで反対咬合が治った」
  「睡眠中にぬれマスクを着けたら気になる出っ歯が見事に治り、口元美人になった女医・・・三〜四年前から出っ歯が目立つようになった・・・カゼ予防のため、ぬれマスクを着けはじめた・・・出っ歯が解消し横顔が好きになった」

歯の美白エステ:高須クリニック院長:高須克弥先生
  「白い歯きれいな歯ぐきにすぐなれる!自分で出来る1日3分の歯の鼻殻エステ」
  「歯が黄ばむ最大の原因は食べ物や飲み物による着色汚れで、自分で簡単に落とせる・・・歯の白さのもとは表面のエナメル質・・・食べ物の色素成分が歯の傷に入り込む・・・歯磨きだけでは着色汚れは除けない」
  「着色汚れを落とすには微細な繊維製の眼鏡拭きで行う歯磨きが一番で、茶渋やヤニも一掃・・・眼鏡店で安価に市販されている眼鏡拭き・・・歯の細かな傷に入り込み汚れを落とす・・・歯垢も取り除かれ歯がツルツルになる」
  「眼鏡拭きは磨きは、水に浸した眼鏡拭きで歯の表面を三分間こするだけで、週一回行え・・・週一回行うだけで効果が実感できる」
  「美白歯磨き粉も無効の頑固な歯の黄ばみが眼鏡拭きは磨きですぐ薄れ七日やったら解消・・・歯が黄ばんで笑顔に自信が持てなくなっていたが、歯の表面がすぐツルツルになった」

歯の指磨き:垣内生知先生、歯磨き研究家:水口雅喜さん
  「歯ぐきのクスミやはれを招く主原因は歯ぐきの血流不足で、解消法は就寝前の[指磨き・・・歯ぐきも笑顔のよし悪しを決める急所・・・歯ぐきの血流を増やせば歯周病が改善・・・指の腹で歯ぐきをマッサージするだけ」
  「指磨きは、人差し指一本で歯ぐきを軽くこすればよく、大半は一週間でピンク色に一変・・・前歯から奥歯に向けてこする・・・やった直後に歯ぐきの血色がよくなる」
  「指磨きを毎晩三分行ったら歯ぐきのクスミもはれも一週間で撮れ、出血も消えた・・・歯ぐきがきれいで歯科医にほめられた

 

3Mix-MP法とは   (横矢重治および院長記)

歯の中にある神経を除去(抜髄)するか否か?こんな決断に歯科医師は頻繁に直面しています。しかし今日、3Mix-MP法と歯が備えている力と患者さんの協力が合わされば、外傷や歯槽膿漏の場合を除いて歯を抜かなくてすむのです。専門用語になりますが歯科保存療法の修復と根管治療が同時にできる感覚です。

最近メディアで報道された「一回きりの通院で虫歯の治療が終わる。」というのは多少無理があります。MP法で使用される薬剤は浸透性が求められているため、柔らかく、その上に硬いセメントを置いても強固な安定が得られません。したがって、ある一定の日数を置いて、薬が歯にしみこんでから硬い充填物に変える必要があります。

病巣無菌化組織修復 (LSTR) 3Mix-MP法は

@神経(歯髄)を守るSAVE PULP療法の象牙細管無菌化術 (SOD)
A神経(歯髄)を守るSAVE PULP療法の露出歯髄の無菌化術 (SEP)
B軟化象牙質の再石灰化 (RSD)

難しい言葉になりましたがそれぞれ治療の内容が異なります。また一度きりの来院では完治しません。治療を受けた後は必ず治療の経過を観察していく必要があります。

それでも、従来根管拡大が十分出来なくて根尖に病巣を作り、瘻孔が形成された歯などには予想外の治療効果があり、瘻孔の消失が見られることもありますので、陳旧な難治性の根管由来の病巣に対しては有効な治療法の一つだと言うことが出来ます。


フロス 歯間ブラシ 歯磨き剤
                
『日経ヘルス』 2004年12月号78−82,110−111ページ
 
長谷川紘司昭和大学名誉教授と松久保隆東京歯科大学教授の話が紹介されているので簡単に紹介させて頂く

 
ブラシで一生懸命歯磨いても、歯についた歯垢の4割以上は残る。そこでフロスを併用すると1割くらいになる野で、1日数本ずつでも良いからフロスを使っていくことが勧められる。上手に使うためには次のようにすればよい。
1.歯と歯の間にフロスを入れるときは、ノコギリをひくようにゆっくりと。歯と歯の先端部は隙間が狭く、フロスが通りにくいが、力を入れて一気に通そうとすると、フロスが歯茎の奥に行ってしまい、痛い。数回使うとこつが分かってくる。
2.歯と歯の間にフロスが通ったら、糸が歯茎に隠れるまで入れ、左右の歯の側面の歯垢をかき取るように、それぞれ上下に4〜5回こする。
3.フロス後は口をよくゆすぐ。
まだフロスを使ったことのない人はまず柄付きタイプでフロスの効果を実感してから、糸巻きタイプに移ればよい。フロスの歯をこする面は常に新しい方が良いので、少しずつフロスを巻き取りながら新しいところでこするようにする。柄付きの場合にはティッシュで拭き取りながら使用すると良い。
 紙面には色々のタイプのフロスや細かい注意事項が紹介されている。

 歯磨剤はフッ素入りが推奨されている。歯に取り込まれるフッ素の濃度の関係から使用量は1g以上(歯ブラシヘッドの2/3以上)を使い、ブラシは水を使わずに使用する。時間は2分以上、口を軽く閉じて、ブラシを軽く動かす。途中で歯磨剤をはき出さない。歯冠にある歯垢にフッ素を届かせるためにブラシを歯間に当ててゆっくり動かす。一番奥は磨き残しやすいので注意して磨く。うがいは出来るだけ少量の水で30秒程度ブクブクする。歯磨き後は、出来れば2時間以上飲食しないことなどが薦められている。

 
 
 

ドライマウス外来(良医におたずねします)
                 まきの出版発行『安心』 2004年11月号110−115ページ
 ドライマウスについては色々の研究発表・報告があるが本書では鶴見大学歯学部教授斉藤一郎先生(ドライマウス外来)に医療ジャーナリストの堀田治さんが取材した記事となっている。(抄録:横矢重治)

 口腔乾燥症(ドライマウス)とは、唾液の分泌が極端に少なく、口の中が乾く状態をいいます。口の中の痛みや食べ物を飲みにくい、喋りにくい、味が変に感じる、口臭がひどいといった症状が主です。虫歯や歯周病を引き起こし、10人の成人のうち3人が歯を失っているという調査がアメリカであるほどです。

 原因にはストレス、鬱状態。薬剤の副作用。唾液腺自体が原因。放射線療法を受けている。全身的疾患(シェーグレン症候群、自己免疫疾患、糖尿病)や加齢。があり女性に多いいのも特徴です。

 治療法には口の中を水分で潤したり、加湿器で湿度を保つこと。食事のときに噛む回数を増やす。ガムやすっぱい物も唾液の分泌を促進します。また大唾液腺の耳下腺、顎下腺、舌下腺のマッサージが有効でしょう。

 鶴見大学歯学部ドライマウス外来の電話番号を紹介しておきます。 TEL.045−580−8360 心当たりのある方には受診をお勧めします。

左右で大きく違う顔のゆがみが急増中で、肥満・ひざ痛からリュウマチ・糖尿病・肝炎まで招く
                   
わかさ出版発行『開花』 2003年10秋号108−125ページ
 
最近このホームページのQ&A掲示板にも顔のゆがみを気にする人の質問が多くなっている。本書では西原研究所(03−3479−1462)の西原克成先生が簡単な方法を説明されているので、そのタイトルを紹介させて頂く。ほかに「ほほづえ」もゆがみの大きな原因となるなど、分かっているようで気がつかない癖についても説明されている。気になる方は今日からでも試すことをお勧めしたい。

1.現代人に顔のゆがみがどんどん増え肥満・肩こりから歯周病・アトピーまで招く
2.気づきにくい早期の顔のゆがみをすぐ見つける、鏡を使った「噛み合わせチェック」
3.顔がゆがむ最大原因「口呼吸と片側がみ」を知らぬ間にやっているのはこんな人
4.口呼吸と片側がみを正す利きあごの反対側を使う「口閉じガムかみ」が一番
5.顔がゆがむ第二の原因は「横向き寝」で低い枕に仰向きに寝て治せ
6.口閉じガムかみとあおむけ寝で目と鼻のゆがみが治り肩こりも解消
7.口閉じガムかみとあおむけ寝で顔のゆがみも長年のアトピーも完治
8.四ヶ月の口閉じガムかみとあおむけ寝で小顔になり体重も5キロ減量


カゼ
でもないのにのどが痛むのは、口の乾きドライマウスで口臭・歯周病から肺炎まで多発

                     わかさ出版発行『開花』 2003年10秋号80−91ページ
 ドライマウスの原因は色々考えられているが、その外的要因について素人でも出来る対処法を記載してある。
 タイトルを見ればだいたい想像がつくので以下の各項を見て色々試してみるのも方法だと思う。特に唾液腺もみは肩こりにたいする指圧のようなもので日頃試しても良い方法だと思う。

1.口の中が乾くドライマウスが子供やOLにも増え、、かみ方不足、水分不足、口呼吸が原因
2.息を継ぎ継ぎ話す、パンが食べにくい、口の乾きなどがドライマウスの主症状

3.ドライマウス退治には、耳の下と下あごにある唾液腺もみが第一に有効
4.唾液腺を一日五分もめば、軽いドライマウスなら一週間、重症でも一ヶ月で治る
5.第2は何回もかめるものを食べることが重要で、唾液が多く出てドライマウスは治る
6.ほのかな甘みがあり、かめば唾液がたっぷり出てドライマウス防止に最適の食品

口のまわりのシワ・タルミも歯周病も治り白い歯並びが若々しい「口元美人」大作戦
                    『わかさ
 2003年7月号別冊付録1−35ページ
 テーマは 笑顔(3題)、口元のシワ・タルミ(5題)、歯並び(2題)、歯の美白(3題)、歯周病・口臭(3題)に分けられている。民間療法の域を出ないところもあるが、健康のためには試みてみても良いと思われることも多いので、とりあえずそのタイトルを紹介しておく。著者は01:松尾通(松尾歯科医院院長)、02:大原盛勝(バイオデンタルクリニック・歯学博士)、03:05:07:08:10:13:15:わかさ医学研究班、04:内田輝和(鍼メディカル内田院長)、06:栗原洋(栗はら医院院長)、09:西原克成(西原研究所所長)、11:坪田健嗣(日大講師)、12:富井信之(日本歯科大助教授)、松平邦夫(歯科松平医院・医学博士)、16:坂田英明(埼玉県立小児医療センター科長)の各氏となっている。

01:笑顔こそ口元美人になる第一歩で口角を上げて笑うのが好感を持たれる笑顔のコツ
02:一週間で口角が上がり笑顔がひときわ美しくなると「割りばしかみ」が大評判
03:割りばしかみを一週間やったら口角が上がり親しみやすい顔になったとみんな言う
04:口のまわりの美顔ツボを指で挟んだ両面刺激で口元のシワもタルミも見事に消える
05:美顔ツボへの両面刺激を二ヶ月やったら口元の深い縦ジワがすっかり消えて驚いた
06:口元のシワには「新型ビタミンA化粧品」が一番で深いシワでも三週間で消えだす
07:新型ビタミンA化粧品で目の舌の小ジワはすぐ取れ、口元のシワも三週間で消えた
08:気になる口元の小ジワもほおのシミも新型ビタミンA化粧品を10日つけたら取れた
09:口呼吸は出っ歯や受け口の意外な原因で「口とじガムかみ」で鼻呼吸が身につけば治る
10:口とじガムを始めたら鼻呼吸が自然にでき三ヶ月で出っ歯もタラコ唇も治った
11:落ちにくい歯の黄ばみを自分で簡単に取り除いて白くする「美白エステ」が大人気
12:気になる歯ぐきの黒ずみを痛みも出血もなしに20秒で消す「歯肉エステ」が評判
13:歯も歯ぐきも見違えるほどきれいになる審美歯科の得意な全国の歯科医院一覧

14:若い女性に急増し歯ぐきが紫色になる歯周病はなんと足の裏を三分たたけば治る
15:歯ぐきからウミが出るほどひどい歯周病が一ヶ月の足の裏たたきで治り口臭も消えた
16:口臭は最近多い「ドライマウス」でも起こり、治すには『下あごマッサージ』が一番


悪徳歯医者に負けない虫歯の予防知識   週刊文春 (2003,5,22) 椎名玲 吉中由紀氏共著

 歯医者を悪徳にすれば読者が増えるというのだろうか。そんな歯医者はごく一部だと思うが、競争で刺激的な記事を書いていく週刊誌では「虫歯の予防」というだけのタイトルでは売れないのだろう。それにしてもいつから歯医者はこんな悪者にされてしまったのか。
 内容的にはキシリトールのメリットを説き、正しい歯磨き方をあまりはっきりしない写真で見せて、最後に歯科ドックを勧めておしまいという口腔衛生教育シリーズでした。なお、記事の中でゴシックでポイントを上げた強調部は常識だが、今一度再認識してもよいと思われるので紹介しておきます。
−−−食後のお茶と沢庵は虫歯を防ぎ、タバコは歯周病の治療を難しくする。大切なのは、口の中のミネラルバランスを保つ食生活と、正しいブラッシング。知って得する歯科医界の最前線レポート。これであなたはガリガリ削る悪徳歯医者から解放される!−−−

子供の虫歯を激減させた新しい「試み」   週刊文春 (2003,4,17) 椎名玲 吉中由紀氏共著

 虫歯の治療は従来いわれてきた「早期発見、早期治療」よりも予防が大切と主張する。
「学校歯科検診が虫歯を作る」:先のとがった金属製の単身で探るのは再石灰化する可能性のある脱灰層を壊すので有害。いいんでも初期虫歯はブラッシング指導だけにしたところ虫歯は激減して全国平均の三分の一になった。
「初期の虫歯は治療するな」:一度でも削られた歯はその部分が虫歯を作る酸に侵されやすくなるので出来るだけ削らない方がよい。シーラントも中、高校生になったときはずれることが多く虫歯多発の原因になることが多い。
「予防指導はかねにならない」:現在の健康保険制度から変えていかねばならない。予防の第一は感触を減らし糖分の多い食品を減らし、よく噛んで食べること。第二は丹念にブラッシングすること。第三はフッ化物を塗布すること。その他、充填は細心の注意で入れること。よい充填物の見分け方の紹介あり。
「最新治療は保険適用外」:悪い歯質だけを取りだして詰める方法よいと紹介。レザー治療もよいが保険では出来ない。時には自由診療を選択することも再発防止のためにはよい選択の場合もある。と、結ばれている。

 いつまで続くかな、この治療法?医学はどんどん進歩しており、変化している。今日最善と思った治療法が明日には悪いといわれるかもしれない。あまり最新の理論のとらわれすぎないで、地道に過去長年取られていた実績ある治療法を尊重することも大切だと思う。



心療歯科  週刊文春 病院最前線ガイド (2003,04,17)

 東京医科歯科大学歯学部付属病院頭頸部心療科(Tel.03−5803−5898) の紹介。
 同科の小野繁教授は医師と歯科医師の二つの免許をもち、外科系の知識と頭頸部臨床経験をもとにして、診療に当たっている。受診する患者は,頭痛や噛み合わせの異常感、顎の痛み、口腔、口腔粘膜,喉などの異状感や痛みを訴えていることが多い。こういった問題を各領域のエキスパートの診断の元に治療し、必要な場合には耳鼻咽喉科や神経内科などの歯科以外の診療科にも紹介して治療に当たっている。
 丁寧な問診を重ねると、不定愁訴の原因が、職場や家庭の人間関係、あるいはリストラの不安から来るストレスだったりすることもある。しかし、原因を特定できても症状がなくなるというわけでなく、患者自身が、自分の心の葛藤や抑圧が原因だという“気づき”が大切だということである
 頭頸部の様々な不快症状を抱えたときには早めに訪ねてみるべき診療科と言えるとの紹介。



最新歯科医療が分かる特選歯科辞典   週刊誌『Yomiuri Weekly』(2003,1,19) 渡辺理雄氏著

 最新の歯科医療とは患者、素人の目から見ればこのようなものだろうか。5頁にわたって紹介されている内容について、渡辺氏の言葉を借りて簡単に紹介したい。

「歯科医院イコール゛歯痛救済所″という認識はもう古い。患者自身のケアをサポートしたり、心の病まで対処する場所に変わりつつあるのだ。そんな、気になる最新歯科医療の最新用語について説明しよう。」

「ホームブリーチング」:前歯の色が気になる場合、まず削らないで直そうとすると、家庭での漂白と言うことになる。これは過酸化水素を使って行われる。着色のもとになっている有機質を溶かして白くするので歯を駄目にすることはない。ただ、時には知覚過敏などの副作用を起こすことがあるので歯科医の指導のもとに行われければならない。費用は3万円から6万円くらいになる。自分でする手間を嫌う人には歯科医院で高濃度の過酸化水素を使って「オフィスブリーチング」をすることになる。米国での普及率は98%になっている。

「機能性ガム」:キシリトール入りのガムは虫歯予防効果のある唾液の分泌を促す。唾液は歯から溶けだしたミネラル分を補給するほか、虫歯菌が産出する酸を中和する。虫歯菌の活動をじゃまする酵素や抗体も含まれている。リカルデントのように積極的にミネラル分を歯に浸透させる成分を配合したガムも発売されている。

「歯科人間ドック」:削るべき歯を見つけることを目的とする従来の歯科検診と違い、一生、歯を削らずに健康に過ごすための検診と位置づけられる。国際ビル歯科の歯科人間ドックは1時間15分、2万円。虫歯、歯周病、噛み合わせ、口臭、口腔癌について検査、診察、カウンセリングなどが行われる。リスク検査は唾液検査と虫歯検査の二つが行われる。

「エムドゲイン」:従来の歯周病治療では病状の進行を止めるのがゴールだったが、症例によってはエムドゲインによって歯周組織が再生する可能性も出てきた。術後の口腔衛生管理は歯科医との協力が必要。費用は1歯あたり3万円から10万円となる。

「舌ブラシ」:免疫反応が衰えた高齢者に必要なことがある。

「虫歯ワクチン」:現在のところ歯垢の中のミュータンス菌をやっつけることは出来ない。将来虫歯ワクチンが完成しても、それだけで虫歯の恐怖から解放されることはなさそうだ。毎日の歯磨き、定期的なクリニックでのケアは不可欠。

「レザー」:現在歯周病の軽減や歯の漂白、虫歯治療、進行程度の数値化、予防などに使われている。

「心療歯科」:歯科医の診断や治療を不満に思い、何カ所ものクリニックを転々とする患者がいる。実際あらゆる検査をしても原因が分からない例が少なくない。そうした場合、精神面の要因が絡んでいることが多い。大学付属歯科病院の心療歯科では各科の専門医が診断して、最終的に残った精神的な問題が本当に原因かどうか確定診断をして治療している。治療はカウンセリングと薬物療法が行われる。鬱病なども多く、提携の精神科医に紹介し、連携して治療することもある。


 歯科医療トラブル多発時代の患者術..  週刊誌『Yomiuri Weekly』 : 2002/11/05(Tue) 13:40 No.13

 歯医者は誰でも悪者といった感じに読みとれる点はいただけないが、患者啓蒙のため、歯医者の意識改革のためには必要かもしれない。願わくは患者一辺倒の記事にならないことを。今回の記事で特に気になったこと。接着性レジンで何でも治せそうな文面。
 今回は前歯の治療によく使われていることは認識してくれたようだが、臼歯部の隣接面を含む虫歯の治療はどうするのか。臨床的には隣接面の摩耗、偶角の喪失、折損などによる異物陥入、痛みの発生などにより意外と早く駄目になるケースが多い。現在のところ長持ちのする治療法ということになると、金属を使いたいことが多く。まだレジン万能という時代ではない。

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後悔しない歯科医選びの「極意」週刊誌『Yomiuri Weekly』 :  2002/11/24(Sun) 23:25 No.17

  歯科の世界にインフォームドコンセント(説明と同意)の普及が進んでないという指摘は当たっている。「一昔前の歯科医は、職人的な手先の器用な人が名医と呼ばれた。ところが、歯が体全体の健康にも深く関わり、寿命にも影響することがわかった昨今では、名医の条件は医療全体の知識を深く広く持っている人に変わりました。英語の論文も読みこなせないといけない」と言う言葉も同感。 あとは、腕に自身のない歯医者ほど、大きな看板をあげている。繁華街の一階に名医なし、ヤブ医者の玄関、などと、今時の経営コンサルタントが見たら目をむきそうな注意事項もある。そのほか要注意事項として、スリッパが置いてない,トイレが汚い、待合室に古い雑誌が放ってあるような歯医者は患者への配慮か足りない。長時間診療ではミスを起こしやすい。治療いすに複数の患者が待たされているのは患者のキャンセルを恐れている。すぐ歯を抜くなどと言われたら別の歯科医にセカンドオピニオンを求めよう。技工士の名前を聞こうといったことが注意されている。

 確かに色々考えるべき問題が多いのは事実だが、歯医者だけでなく、患者も多様な現代社会。いったい「極意」なんてあるのですかね。それぞれ個性のあった組み合わせがあっても良いと思うのだが……。それでも、苦情処理場になってしまったような歯のQ&A掲示板。こんなにも多くの苦情を作ってしまう歯医者の如何に多いことか。『Yomiuri Weekly』の記者の気持ちも分かろうというもの!

「トラブル続出、患者泣き寝入り解消には英国を見習え」 週刊誌『Yomiuri Weekly』(2002,12,29) 

歯科医療第5弾として、 渡辺理雄氏はこう言っている。
「歯科治療をめぐるトラブルは多い。歯科医師を対象にしたある調査結果によると、7割近い歯科医が患者との間でなんらかのトラブルを経験したことがあると回答している。訴えるに訴えられず泣き寝入りする患者も少なくない。苦情を受け止めて歯科治療の改善につなげるシステムが早急に必要になっている。・・・削った歯は戻ってこない貴重な歯を削る以上、患者には歯科医に納得のいく説明を求める権利がある。歯科医も治療法の選択肢を示して、それぞれのメリット、デメリットを説明する義務がある。」
 記事の中で、歯科治療によって「心も体も深く傷ついた」例が紹介され、患者の側からの訴訟が難しいことが説明されている。日本の医療事故紛争処理システムは極めて貧困で、医療事故訴訟では、訴訟に必要な手数料は死亡事故でない事例でも平均177万円もかかっているとのこと。しかもその裁判の判決までには時間がかかり、さらに多額の費用がかかるとのこと。

 ここで本記事タイトルに見られる英国のシステムが紹介されている。すなはち、「イギリスは96年に、裁判外の苦情申し立て制度をスタートさせている。医療機関ごとに苦情担当窓口を設置。地域に苦情の事実関係の調査を行う委員会と、調査と仲裁の権限を持つオンブズマンを置いた。それら第三者機関の調査回答に患者が不満な場合、裁判に訴えるというシステムを整えた。」ということである。
 確かに、このホームページのQ&Aでも苦情の多いことが実感される。各歯科医師会には苦情処理委員会のようなものがあるので、そちらに相談するように紹介したこともあったが、残念なことにそれは歯科医師を守るための苦情処理委員会であって、患者に対する同情は見られなかった。ただ、患者にも中には精神的あるいは社会的に非正常な人がいることもあるので、本誌に紹介されたような独立した第三者による苦情処理システムが確立されることが必要だと思う。


割ばしゴロ寝で肩こり、顎関節症、不眠、耳鳴りが治る
 マキノ出版 『安心』 2002 7月号 39-54
 
顎の緊張をゆるめる割ばしゴロ寝で肩こり、顎関節症、不眠、耳鳴りが治るということです。提唱者は林歯科院長林晋哉先生、歯科医療研究センター所長林裕之先生。歯ぎしり、強い噛み締めが顎関節症の原因の一つになっていることは知られており、スプリントなど色々の治療法が考えられているが、林先生は、たった一本の割り箸を利用して、顎の緊張をとり、顎の筋肉をリラックスさすことによって、噛み締めによって生じたいろいろの不定愁訴を解消されている。要約すれば、リラックスできるように上向いてごろ寝し、軽く閉じた唇の上に二つに割った割り箸の一本を水平に載せて口の周りの筋肉がゆるんでいる感じと、歯をかみ合わせないでいる感じを体感する。これを毎日10分から30分毎日一回以上すると下記の記事のような色々な症状が改善されたということです。顎関節に形態的・機質的な異常がない場合には是非試していただきたい治療法です。
1:割りばし1本でかみしめや顎関節症が改善し美人になると噂の割りばしゴロ寝
2:心と体をリラックスさせて不眠から腰痛、肩こりにまで効く割ばしゴロ寝
3:脳外科に行くほどの頭痛と岩のように硬い肩の痛みが割りばしゴロ寝でほぼ解消
4:ジージーうるさい耳鳴りが割りばしゴロ寝で消えて頭痛も高血圧も改善した私
5:20年以上悩んだ顎関節症が割りばしゴロ寝で改善してあごのラインもすっきりした
6:かみ合わせの影響で起こった顎関節症と頭痛、肩こりが割りばしゴロ寝で大幅に改善
7:入れ歯が合わずあごや首が痛んだが割ばしゴロ寝をやったら1週間で治った
8:私の職業病の肩こりが割りばしゴロ寝で楽になり心身もリラックスできる


歯槽膿漏は一週間で必ず治る
  『元気』 2002 5月号 189-203
 以前にも紹介しましたが、生田図南先生の提唱されている抗カビ剤を利用した歯槽膿漏治療法が、当院でも結構評判が良く、続けて抗カビ剤をお求めになる患者さんもふえてきましたので、今年あらためて出版された記事をご紹介します。なお、記事のタイトルにある「必ず治る」はいささかオーバーだと思いますが、内容的には前回とほとんど同じでジスロマックあるいはファンギゾンの服用とハリゾンによる歯磨きが勧められています。著者の経験ではジスロマックは下痢や下血などの腸症状が発現することが他の抗生物質よりも多いようですので、腸の保護のためにビオラクティスを多めに(倍量)投与していましたが、薬物性のショックを起こしたとの報告もありましたので、最近は急性のもので必要があると思われた場合にのみ排出の早い抗生物質投与に変えています。
 10頁以上にわたる記事は次のようになっており、写真も以前よりは説得性のあるものに替えられています。
1:歯槽膿漏はカビであるカンジダ菌と歯周病菌の混合感染で発症!カビ取り歯磨きと歯周病菌の激減を導く抗生物質の服用で、短期の改善が可能となる!
2:1万6千件にも上がる症例が実証!カビ取り+除細菌の内科的歯周病治療で重度の歯槽膿漏が劇的改善、歯槽骨が再生した。
3:編集コラム/カンジダ菌、歯周病菌の感染経路とカビ取り歯磨きの詳しいやりかたについて。
4:長男を出産後、ひどく悪化した歯槽膿漏が内科的歯周病治療でみるみる改善!歯茎が引き締まり前歯のぐらつきも解消。
5:長年患った歯槽膿漏のため、ほとんどの歯がぐらついていたが、カビ取りと除細菌治療で今は何の心配もなく噛める。
6:ここで国際歯周病内科学研究会が推奨する「カビ取り+除細菌」治療が受けられる!全国歯科医リスト

 
「歯周病退治抗カビ剤で:歯磨きよりも抗カビ剤が有効」
朝日新聞2001年11月、20日

 
下記、河北正先生の治療法を参考にして、アムホテリシンBによる山本共夫先生のうがいの方法(1日1回法)で、歯周病が約1ヶ月で良くなると紹介されている。抗カビ剤による歯周病治療については日本歯周病学会では疑問視する統一見解が出されているが、臨床の現場では多数の治癒例が報告されているので、一般開業医としては試みるべき一つの治療法だと考えられる。
  1.参考文献:河北正:生田図南著:歯周病の犯人はカビだった!、KKベストセラーズ発行、(2000、11,5)

  2.続「カンジダ菌除菌で歯周病が治る?説」その後の展開は?−患者の立場で考えた歯周病治療とは?−、季刊『デンタルフロンティアQA;18』、デンタルダイヤモンド社発行、(2002,2,1)

白い歯美しい歯にすぐなる歯周病も虫歯も簡単に治る!驚異のの新療法
わかさ6月号別冊付録(歯科医師:生田図南;わかさ医学研究班)

 
歯の漂白については輸入漂白剤”オパレッセンス”によるホーム・ブリーチングの方法が紹介され(費用は8万−10万円)、歯茎の黒ずみの治療法にはフェノール・アルコール法による薬物腐食法が紹介されている(歯科医師:坪田健嗣)。その方法を使用する歯科医院リストが表示されている。ただ、現在は個人輸入によってもっと安価なホーム・ブリーチング剤が各種手にはいるので、読者はその点も考慮して置いた方が良い。
 歯周病については歯科医師:生田図南先生の提唱する治療法とわかさ医学研究班による症例紹介が行われている。すなわち、重度の歯周病はカンジダ菌と歯周病菌の混合感染で起こされることが多いので、その治療に抗カビ剤(ハリソン、など)と歯周病菌に良く効く抗生物質ジスロマック(マクロライド系)を使って99%著効が得られたという。抗カビ剤はスポイトで歯ブラシに垂らして使用し、抗生物質は3日間内服させている。歯石除去は平行して行う。この治療法で軽快しない場合には糖尿病などの全身的疾患が有ることもあるので注意しなければならない。別冊にはこの新療法の得意な全国おすすめ歯科医院168が表示されている。生田先生の講習を受けた方々か?
 虫歯については”カリソルブ”による無痛治療法が紹介されている。外から器具が入る場所にある小さい虫歯ならこの治療法でも良いと思うし、工夫によって色々の使い方が出来ると思うが、歯髄処置まで出きるわけではないので、利用範囲はごく限られたものと考えられる。
 この歯周病治療法については下記の乳酸菌療法などとともに病理学、細菌学的な評価を聞きたいと思うが、実際に治っている患者が多いということを考えてみれば、症例によっては明日からの臨床に使てもよい治療法だと思う


乳酸菌歯みがきが歯周病に著効
ゆほびか6月号(111−133頁) (医師、歯科医師:今井龍弥)

 普通下痢性の大腸炎は嫌気性菌によって起こされるが、これは乳酸菌や酪酸菌で作られた整腸剤で治療されている。歯周病も嫌気性菌が起こした腐敗現象と考えられことからこの治療法が考えだされた。市販の整腸剤や生きた乳酸菌を含むヨーグルトで歯磨きをすると明らかな改善効果があり、9割近くが治癒している。また、乳酸菌歯みがきは歯肉出血や、口臭にも著効がある。東海大学の古賀泰裕教授も「乳酸菌が歯周病菌を完璧に殺し虫歯の発生もおさえる」ことを報告している。他色々の効果のある治験例が報告されているが、確かにこの治療法は良いアイデアであり安全、かつ安価でありるので試してみる価値があると思う。なお、詳しい方法は本誌以外にも、マキノ出版から今井龍弥著「驚異の乳酸菌歯みがき」と題して単行本が出版されているので一読されることをお薦めする。三田ハウス歯科クリニックでもビオフェルミン粉末を利用した口臭防止の著効例を経験している。粉末を歯に塗りつけておいて、後は飲み込むだけでよい結果が得られている。


遺伝子診断ビジネスのでたらめ」 文芸春秋 4月号 182頁 中村祐輔先生(東京大学医科学研究所教授・ヒトゲノム解析センター長)

 要約:「遺伝子検査が可能にした二十一世紀の予防医学!遺伝病は勿論、ガン、糖尿病などの発症リスクが予防可能です。」..これは遺伝医学の研究者である私からみると、トンでもないインチキな宣伝文句です。どこも最新のゲノム研究を活用しているように宣伝していますが、その実態は遺伝医学を学んだこともない医師や技術者が、意味も分からないままにデータを出しているに過ぎません。その多くは商業主義的な開業医と検査が医者が結託して金儲けを目的に行っているものです。
 病気の原因となる遺伝子には大きく分けて「危険因子」と「決定因子」があります。危険因子は通常の病気になる可能性を1・2倍から5倍程度引き上げる遺伝子のことです。例えばアルツハイマー病の場合通常で2,3%の人が病気になります。これが2倍になっても5%の発病率と言うことになり、あまり問題になりません。病気ごとに「危険因子」はいくつか存在していると考えられています。例えば糖尿病には20種類有ると言われています。現在アルツハイマー病の「危険因子」は1種類しか見つかっていませんので、それが見つかったといって絶望する必要はないわけです。ただ遺伝性の若年者に発症するガンなどには20種類近くの「決定因子」が発見されています。残念ながらこの方達は80−100%発病します。人は誰でも平均5−7個の病気に関する遺伝子を持っていると言われています。人の遺伝情報を扱い、診断することは秘密を厳守することの出来る医療機関に限定されるべきだと考えますが、日本ではその対応が遅れているのが現状です。
 注−歯科界でも、歯周病などについて遺伝子診断の可能性が音沙汰されているが、「危険因子」らしいものがあるというところまでしか研究が進んでない。難治性の歯周症を診るにつけ、これは体質だとか言ったりして逃げているが、早い研究の進展は望まれないものか。「危険因子」はそんなに怖いものではないと知った今、そして、遺伝子診断の現状を知った今、目を開かれた思いをしたのは私だけではないと思う。


 再発性口内炎の鍼灸療法」 日経新聞(夕刊)  2001,03,12 石野尚吾先生(北里研究所東洋医学総合研究所)
 副題−口内炎、再発が特徴  口元や背中に効果

 口内炎の多くは原因がよく分かりません。他の病気を合併せずに繰り返すのが特徴です。病気というより粘膜が弱い体質といえます。体質改善は鍼灸の得意なもののひとつです。全身療法の他に、口元の横の地倉(ちそう)というツボにはりを打ちます。このツボを刺激すると痛みや荒れが軽減します。背中の胃ゆは内蔵機能を整えるツボ。根気よく刺激して口内炎を繰り返しにくくなるよう努めます。また、合谷や手の三里などのツボを組み合わせると、さらに効果的です。
 注−若い頃1ヶ月大学病院に入院しても治らなかった腎出血が、1回の漢方薬服用で治ったことがある。西洋医学で治らないときには、東洋医学の治療も受けてみよう。
 


「歯
周病」  日経新聞(夕刊)  2001,03,12  西山彰彦氏
 副題ー再生力生かし組織復活−予防には歯磨き徹底−遺伝子で発症予測研究も

 四十歳を越えると殆どの人が罹る歯周病(歯槽膿漏)。ひどくなると、歯を支える骨などが破壊され、歯を抜く原因となる。破壊された歯周組織はこれまで元に戻らなかったが、手術法によっては或る程度復活させることが可能になってきた。それが歯周組織再生誘導(GTR)法と言われ、旧厚生省により高度先進医療として認定されて、大学病院などで行われている。費用は1本あたり5−6万円、手術後6ヶ月から9ヶ月で骨が再生してくる。
 注−記事では、別にGTR法の簡単な図解とGTR法を実施している大学病院が紹介されているが、一般開業医でも、先進的な歯科医は歯周症の治療やインプラントを植える場所を作るためなどに本法を実施している。ただ、吸収された歯槽骨が完全に元のようになるわけでもなく、高価であり、一度入れた人工の膜を取り出すため何ヶ月か後で二次手術を要することや、適応症が少ないことなどから、「労多くして功少ない」治療法と認識され、あまり積極的に患者に薦められない手術法となっている。


 三大奇病;アトピー・拒食症・顎関節症」 文芸春秋 2001年4月号 280頁 宮田親平氏
 副題−「こころ」を診る医療で、苦しむ女性達を救え

 文明病としてアトピー、心因性の現代病の代表として拒食症、過食症、過敏性腸症候群などがあげられ、顎関節症にも心因性のものが多いことが説明されている。顎関節症は虫歯、歯周症に次ぐ「第三の歯科疾患」と呼ばれているが、患者は女性が男性の三倍。顎の関節と咀嚼のための筋肉に異常がある上、ストレスが働いて、そこに許容範囲を超える負担が掛かると症状が出ると考えられ、主として歯科で噛み合わせや、顎の関節の治療が行われているが、最近は単なるストレスとは違う精神的な要因があるのではないかと考える医師が現れている。東京医科歯科大学では北里大学医学部精神科の応援を得て、歯科医と精神科医が同時に患者を診る連携治療が行われて効果を上げている。噛み合わせの調整を受けてさらに痛みがひどくなった或る主婦は、抗不安剤の服用と精神療法により約半年で症状が軽くなっている。顎関節症の患者は、心気症の他、めまいや頭痛などの多彩な症状を訴える人、また明らかな顎の症状はなく、不定愁訴で受診する人も多い。こうした患者には、体と心の両面の診断が必要とされている。 なぜこうした病気が女性に多く起こるのか。或る専門家は、女性の社会進出の中、上手く適応できなくなっている人に心身症として発症するのではないかと言っている。体だけを診て心を十分に診ようとしなかったこれまでの医療の欠陥が現れている友言えそうだ。
 注−人の体は無機的な精密機械ではない。その時置かれた状況や、環境に自分の体を合わせていく有機的な調整機能を持っている。中年太りしたとき顎がみしみしいって適合していくのを感じたことがある。また、歳取ると背が縮む様に顎も小さくなってくる。噛み合わせも当然変わってくるわけで、それでよいと思っている。物を噛みしめるのは、一日の何十分の一でしかない。常時噛みしめてみて、あちらが高い、こちらが低いと歯医者に通うのはやはり心身症としか思えないことがある。自分を心身症とは思いたくないだろうが、あり地獄にはまってだれかの餌食になってしまわないようにご注意したい。



 「フッ素と虫歯」:今様養生訓  日経新聞  平成13年2月26日号:4頁編集委員 中村雅美氏
  副題−近づく水道水への添加     分かりやすい啓蒙的な記事

  口の中では歯の石灰質の溶出と沈着が繰り返されている。フッ素は溶出(脱灰)後の再沈着(石灰化)を促進する。米国では1945年から水道水のフッ素化が進められており、現在一億五千万人が飲んでいる。世界保健機関(WHO)も69年に水道水のフッ素化を勧告しており、現在38カ国で実施されている。日本では71年宝塚市での斑状歯訴訟に見られるように反対意見が多かったが、最近風向きが変わりつつある。
  昨年11月にはこれまで慎重だった旧厚生省も、地元住民の合意を条件に、水道水の水質基準内(0.8ppm以下)での水道水への添加を認めている。厚生労働省も研究班をもうけて、フッ素の適正添加量などの検討に入っている。
  注−私の考えでは、日本ではまだまだ水道水のフッ素化は出来ないだろうと思う。一部に残る根強い反対意見(骨の化骨障害、発ガン性)などは残るだろうし、危険を恐れ、無難な道を歩もうとする、施政者の傾向は今後も続くと思われるからだ。一方、水道水に使えないということで、各種の虫歯予防法や、治療法はめざましく進歩してきているし、母親や個人の予防意識が大きく向上し、実際の虫歯発生率が相当少なくなって来たのも事実。ただ、世の中には”虫歯IQ”がめっぽう低い人々が居るのも事実。 さて、貴方はどうですか? 取り敢えず、甘い食べ物は少なくして、フッ素入りの歯磨きで、歯を磨きましょう。



  「口の中もケア 心身ともすっきり」:元気のためにブラッシング 日経新聞  平成13年2月11日号:27頁

 高齢者の口腔ケアの重要性が注目されている。臨床に携わっている歯科医師、大学教授、歯科医師会などに取材してその重要性を説いている。誤えん性肺炎などの予防や、痴呆の改善、老人の生活の質の向上などのためにも「口腔ケアプラン」は必要と言える。記事の中に実際に「家庭で出来る口腔ケアの手順」が表示されているので、紹介させていただく。
 1.姿勢:いすに座らせるなどして上半身を起きあがらせる。または横向きに寝てもらう。
 2.準備:声をかけるなどして、リラックスさせる。義歯をしている場合は外す。
 3.うがい:うがいをして食べかすを除く。うがいができない場合、水でぬらした柔らかい歯ブラシを使用。
 4.ブラッシング:奥から手前に、ある程度力を入れて磨く。歯と歯茎の間、抜けた歯の間などは念入りに。奥に入れすぎると嘔吐することもあるので注意。義歯も歯ブラシで磨く。
 5.歯以外のケア:歯ブラシなどで粘膜の汚れを落とす。舌の表面にはコケがついていることが多い。最後にうがい薬などで口腔をふくのも良い。
 注意:表情を見ながら、注意して行うこと。すべて介助できない場合、毎食後必ずうがいするように。



 「歯周病と糖尿病」:今様養生訓  日経新聞  平成13年2月5日号:4頁編集委員 中村雅美氏
  副題−互いに悪影響、症状進む−     出典は明らかでないが、啓蒙的で参考になる記事

 歯周病は色々の全身疾患と関連があると言われている。糖尿病、冠動脈性疾患、肺炎、気管支炎、胃炎、定体重児出産などとの関連が疑われている。特に糖尿病の場合には、30%前後の患者が口腔乾燥症になっていると言われている。唾液が少ないと、歯周病菌の繁殖しやすい環境になり、歯周病を進行さすことになる。また歯周病になると、その産生する様々なサイトカインが血糖のコントロールを阻害して糖尿病を悪化させることになる。そして免疫力が低下して歯周病がさらに悪くなると言う悪循環に陥る。どこかでこの悪循環を絶てば、その症状は改善されることが多いという。
 注−歯茎全体が炎症を起こして腫れているばあい、その一部を歯槽膿漏手術で改善すると、何もしなかった場所まで良くなってくることがある。手術創を治そうとする細胞や血液の力が活性化され、その周辺の傷まで治してしまうのではないかと想像しているが、病気というものは様々な原因が複雑に絡まって起こってくるもので、下記の遺伝子的な要因なども大きいと思われる。単純に歯周病のみが悪者だとは考えず、一つの要因だと考えて慎重に治療を進めねばならない。


 「歯周病」:病院最前線ガイド2000 週間文春 11月9日号137頁
  副題−
40歳の10人に8人が罹患する最多の国民病を洞減らす!歯茎や骨の再生治療が進歩、発病前のリスク診断で予防も強化−

  新潟大学歯学部第2保存家の吉江弘正教授を訪ね、歯周症の症状、治療法、将来の展望を概説してある。簡単な血液検査で分かる遺伝子情報から、歯周病の発生リスクの高い人、生活習慣の影響の出やすい人などかなり予測できるとのこと、。目下テスト段階ではあるが、一般的な臨床応用も期待されることから、今後の早急な研究の進展が望まれる。各歯科大学の生化学分野の研究でも、分子生化学的研究、遺伝子分析もおこなわれている現在、実験室のみならず臨床と結びついた研究のさらなる進展に期待したい。  
。  


「口や顔の不快感」   読売新聞:200
0年10月23日号:27頁:堀川真理子氏

  口や顎の原因不明の不快症状の中には心理的なストレスなどが引き金になっている場合がある。その治療のために「口腔心療科や」「心療歯科」が注目されていることを紹介している。これは日常臨床に携わる我々も時々悩まされる問題で、自分の技量不足によるものなのか、患者のせいなのか考えさせられることが間々ある。この記事により、個人では治療に限度のある心身症の問題について、「日本歯科心身医学会」も発足しており、各大学でも対策を考え、具体的に対処していることを知ることができた。
  著者堀川氏は前回も「口腔乾燥症」「ホルモン療法」などにつき示唆に富む記事を書かれていたが、今回も簡単な記事ながら、数大学に取材して、信頼性のある記事を出されている。尚、私見ではあるが治療法などで参考になるのは杉浦正己(日大)著:『歯科心身症の実際』1975,E.J.RYAN著『Psybiological Foundation In Dentistry』1946 などがあげられる。
   


「秋の健康特集:歯を守る最前線」サンデー毎日:2000年10月15日号:129頁:平野幸冶氏

  貴重な6頁を費やして記載されている。内容は歯周病の予防と治療(ブラッシングが予防の第一歩、規則正しい生活が「歯」をまもる);抜く歯、残せる歯「分岐点」;進化を続けるインプラントに大別され、その間に別項で◆歯周病チェックポイント◆ブラッシングは正しい方法で◆名医はこうして探せ◆サラリーマンと虫歯などが載せられ、図解、写真も適当に挿入されて、読者の興味をそらさないよう上手な編集がされている。歯科医師としても一見の価値ある記事だと思う。惜しむらくはサイナスリフトについての記者の理解が今一歩というところだろうか。サイナスとは上顎洞のことで、骨移植の一般名ではない。


「むし歯」「いれ歯」にならない究極lの歯科医療『週刊ポスト』9/15:

  要するに3ヶ月ごとに歯科医院に行き、(むし歯にならないためにプロによる指導やメンテナンス)予防歯科医療を受けようと言うことでした。...これは究極と言うよりも、常識だと思うのですが、...。


「噛まない「メニュー」が「顎関節症」を起こす。『週間文春』9/7

  肩こりがひどい、頭痛がする、顎がかくんと痛い_こんな症状が特徴の顎関節症が増えている。抜歯などのあと、肩凝りや頭痛がするときは、この病気を疑おう。が、根本的な原因は現代人の食生活にある。柔らかいものを食べすぎて、顎が退化したのだ」
 名古屋大学上田実教授、東京医科歯科大学榎本昭二教授に取材し簡単な診断法から治療法まで記述してある。仮説や独断の多い民間療法の一段上を行く啓蒙的な記事と言える。

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